本日の気になる新聞記事「日経平均1万7000円回復 その2」

こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
本日の経済新聞記事は前回の続編にあたります。

5月31日(火)では「日経平均1万7000円回復」という内容で、
この日経平均株価を基準に、
今は株価が高いのか安いのか?
日本の景気は上昇してるのか下落しているのか?
を見ていきましょうということでした。

では本日の記事はどんな内容だったかというと、
「株安・円高に急旋回」と出ております。

本日の日経平均は1万6562円と、
この4日間で500円安くなっています。

ということは1週間という短期的な見方をすると、
日本の景気は下落しているといことになります。

では株価が下がった理由はなんでしょうか?

新聞記事には
「消費税増税の先送りが正式発表されて、(日本の株を買う)材料が出尽くした」
と書いてあります。

それ以外にも円高になりました。
5月31日時点では1ドル111円だったのが、
6月3日時点では108円と約3円円高です。
たった3円かと思うかもしれませんが、
1日に100億円の取引をアメリカでしている日本の企業が、
代金をドルで受け取って日本円に両替した場合、
約3億円損することになります。

輸出大国の日本にとっては円高=日本の景気下落になるわけです。
なので日経平均株価と一緒に円ドル為替も見ておくと、
「円高だから日経平均株価が安くなるな」という予測が立てられます。
皆さんも今持っている余裕資金をドルに変えてみましょう。
すると、毎日為替相場を毎日見るようになりますよ!

今後株高・円安になる材料としては、
6月3日本日のアメリカ雇用統計の結果、
6月6日のアメリカFRBのイエメン議長がアメリカ利上げの示唆、
8月の日本の参院選、
などが挙げられます。

これらが株価や為替にどう影響するかをぜひ見ておいてください。

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