本日の気になる新聞記事「日経平均1万7000円回復」

こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
本日も経済新聞から気になる記事をお伝えします。

「日経平均1万7000円回復」という記事が本日掲載されておりましたが、
これを見てどう思いますか?
「おおっ!」って歓喜した方は、株売買を相当やっている方だと思います。

良い記事か悪い記事かで言ったら、良い記事というのはわかると思いますが、
1万7000円がそもそも高いのか?ということ自体が判断できないですよね。

「日経平均株価って何?」という方はまずググって頂き、
とりあえず本日の株価1万7000円を憶えておいて、
今後日経平均株価が1万7000円より、
・高くなったら何が要因だったのか?
・安くなったら何が原因だったのか?
を探ってみると、日本と世界の経済動向が見えてくるかと思います。

今回は、「約1か月ぶりに1万7000円台を回復」と書いてあるから、
高くなった要因を探るわけですが、何が要因でしょうか?

それは、安倍首相が「現消費税8%から、10%に増税するのを2年半延期する」と発言し、
それが事実上決まったことが要因です。

増税があったら、消費が落ち込む→企業の利益減少→値下がる前に株主が株を売る→株価下落・・になるわけですが、
増税が延期になったから、企業の利益が増加すると見込み、株を購入する人が増えたわけです。

また、もう一つの要因としては、
アメリカが国の金利を引き上げる可能性があることを発言したことも挙げられます。
アメリカ利上げ→米ドル購入者増加→ドル高円安→日本輸出企業の商品がアメリカで売れる→日本企業利益増加・・ということから、
日本の輸出関連企業の株が買われて、日経平均株価が上昇するわけです。

そういうことで、日経平均株価と一緒に円とドルの為替相場も見ると、
立体的に経済を知ることが出来ますよ!

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