本日の気になる新聞記事「輸入車、日本で好調」

こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
経済新聞を見ていても毎日トランプ大統領の記事が1面に出ますね。
難民受入れ拒否やメキシコとの国境に壁を作るなど、
閉鎖的でマイナスイメージの記事が中心ですが・・

さて、本日の記事は、自動車関連の内容です。
トランプ大統領が「日本の自動車市場は閉鎖的だ!」と、
日本では外車が売れないようにしているような発言がありました。

はたしてそうなのでしょうか?
本日の記事では「輸入車、日本で好調」と伝えられています。
というのも日本での登録者に占める輸入車シェアは4年続けて過去最高を記録している状況とのこと。
ただし、売れているのはメルセデス・BMW・フォルクスワーゲン・アウディといった欧州車で、
フォードやGMといったアメリカ車は販売台数が1995年から減少しています。

結論は、
外車は売れているがアメリカ車が売れていない、
という事実があります。
よって日本の自動車市場は閉鎖的ではないことが分かります。

ではなぜアメリカ車は日本で売れないのでしょうか?
それは単純なことですが、
日本人が買いたいと思う車を供給できていないことが要因のようですね。
日本はこんな小さな島国でありながら多数の自動車メーカーが生まれ、
競争が激しい市場です。
そんな厳しい市場であるにも関わらず、
2009年以降東京モーターショーに米国メーカーは参加していない状況です。
日本の消費者へPRする場すら放棄しているわけですから、
浸透もしないし、売れないですね。

トランプ大統領の発言も、その発言が正しいのか単なる感情論なのか、
その背景に本当はどういう事実があるのかを調べてみるとより興味がでますよ!

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