本日の気になる新聞記事「アメリカで3Dプリンター復調」

こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
本日の気になる記事は「3Dプリンター」です。

3Dプリンターの存在は皆さんご存知ですか?
「ちょっと懐かしい響きだな」と思った方も多いと思います。
3年前頃に画期的な技術として注目を浴びました。

プリンターと言えば皆さんも使用しているように、
紙に印刷をする技術が一般的でして、
出力されるものは「平面」=2次元のものです。

一方、3Dプリンターで出力されるものは、
「立体」=3次元のものとなります。
物の形をスキャナーで立体的に読み取り、
全く同じ形状のものを「樹脂素材」で作り出す技術です。

3Dプリンターで、実際に発砲できるピストルを作ってしまったという事件には驚きました!

そんな驚きな技術ですが、最近は話題にあがることがありませんでしたね。
その理由はなぜでしょうか?

「大きさや形の精密さで、企業が期待するレベルを安定して供給できない」
とのことです。
アメリカ最大手のストラタシス社でさえ、2016年6月期まで4半期連続赤字という状況だそうです。

3Dプリンタはなんでも出してくれる「ドラえもん」にも似てますが、
ドラえもんはそう簡単には作れませんね。

一旦しぼんでしまった3Dプリンタですが、本日の記事は復調のきざしがあるとのことでした。
アメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック)社が、
航空機エンジンやガスタービンの部品など、
複雑な形状の部品も製造できる技術を開発したということです。

ただ、今後実用化までに不可欠な要素としては、
「最適な素材開発」「切削技術の複合」とのことです。

インターネットと同じように、
10年後には3Dプリンターがモノづくりに欠かせない技術になっているかもしれませんね。

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