本日の気になる新聞記事「米Yahoo ネット事業撤退」

こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
先週から、テレビのニュースでもネットニュースでも、
「ポケモンGO」の話題が独占状態ですね。
いちゲームがここまで話題となるのは世の中が平和な証拠です。
ただ、本日の日経新聞では「ポケモン相場失速」という見出しで、
同商品に関連している任天堂で18%の株安、マクドナルドで12%の株安、
と出てました。
「ポケモン関連の株が上がってる。買わねば!」と思って購入した人は、
さっそく損をしている足の早い相場です。怖いですね。

さて、そんな中、個人的には「米ヤフー、ネット事業撤退」という記事に関心を持ちました。

皆さんスマホでもパソコンでも「ヤフー」は普通に見ますよね?
特にニュースはテレビより早く配信されるような状況ですから、
「ヤフーは廃れた」という印象は無いと思います。

そんなヤフーがなぜネット事業から撤退するのでしょうか?

まず、これはアメリカのヤフーの話でして、「ヤフージャパン」ではありません。
日本ではまだヤフーの人気が高く、検索エンジンとしての使用率はトップですが、
アメリカではそのシェアをグーグルに奪われ、主な収入源である広告収入が減少し、
2015年度の最終損益は43億ドルの赤字に陥ったため、
撤退することになったようですね。

米ヤフーの創業は1994年。
大学生が「ウェブサイトのリスト」を作ろうと始めたサービスが会社の成り立ちです。
それが、ポータルサイトとして認知され、ニュース掲示、Eメールサービスなどを付加し、
多くの人が見に来るようになって、あらゆるネットサービスを提供する巨大企業になりました。

では、アメリカでのヤフーとグーグルの関係はどうだったのでしょうか?

1998年に創業したグーグルは、検索エンジンの分野でヤフーより後発でありながら、
開発した検索エンジンが2000年にヤフーでも採用されたことから勢いが増し、
広告収入もヤフーからグーグルに流れてしまったという経緯があるようです。
戦国時代の下剋上を思わせます・・・

インターネットの一時代を気づいたヤフーは、
事業を米大手通信会社のベライゾンに売却し、
社名を変更して投資会社となるとのことでした。

グーグル・フェイスブック・LINEといったインターネット関連の大企業も、
5年後にどうなっているか?ぜひ注目していきたいですね。

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