本日の気になる新聞記事「ソフトバンク 3.3兆円で英社買収」

こんにちは、UniJOVO管理人の池田です。
本日の気になる記事は、ソフトバンクさんの記事です。
165億の報酬をもらい、次期社長の座を約束されていながら、
退社したアローラ元副社長の記事に続いて、
またしても金額の大きい内容です。

「ソフトバンクがイギリスのアーム・ホールディングスを3兆3000億円で買収」
規模が大きすぎて、すごいのかすごくないのか、もうよくわかりません。

ソフトバンクの買収で主だったものは、
2013年6月のアメリカ通信会社3位のスプリント社買収で、
買収価格は1兆8000億円です。
当時日本企業の買収額では過去最大と言われました。
スプリント社は買収当時、業績低迷で赤字の会社でしたが、
ソフトバンク買収後3年経った今はどうでしょうか?
ググってみて下さい。

今回買収したアームはどんな会社かというと、半導体メーカーです。
例えばスマホなど、皆さんが通常使用している電気製品に必ず組み込まれている部品です。
特に同社は通信用機器に特化した半導体を製造し、その分野では独占状態。
年間売上が約1530億円で、利益は約800億円(利益率52%)という会社です。

今回の買収で良い点としては、
・利益が出ている会社を買収していること
・今後のインターネット・オブ・シングスの時代に更にニーズが高まりそうなこと
かと思いますが、疑問があります。

「3兆3000億円の価値はあるのか?」ということです。
時価総額は2兆円という試算ですので、安い買い物とは言えませんね。

どうでしょうか?スプリント社と同様に、
買収後の結果にちょっと関心がでませんか?

今後の「ソフトバンク」「アームホールディング」の記事に注目です!

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